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存在の耐えられない軽さ
2016/4/30
学生時代に私が読んだ本です。
優秀な脳外科医の主人公と、情熱的な写真家の彼女はまもなく結婚します。
しかし、主人公が複数の女性と交際することに疲れはて、残した手紙がこの本の題名となっています。
「私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い。私はその軽さに耐えられない。」
背景は私が生まれた頃のソ連下におかれたチェコスロヴァキアでした。
そして、ふたりの意外な結末にも釈然とせず、当時いろいろと考えさせられた一冊でした。
この本を読んだ年令に娘がなっているのですが、もしすすめたとしたらどんな感想をのべるのでしょうか。今日の更新担当は溝口でした。
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