
猫の本懐
2016/4/7
こんにちは。工房の渡邊です。 実現不可能を比喩する言葉で「猫にお手をさせる」と言った村上春樹さん。すると読者から「家の猫はお手をします」との声が多数上がったそうです。 要するにエサで仕込むそうですが、私は猫はお手などせずに自由気ままにしてほしいです。 同じ様に猫を使った諺で「猫の手を借りる」とありますが、ふと猫の手を借りて何をしてもらうんだ…と。 これはつまり「鼠」なんですね。昔の家には鼠がよく出ていた為、猫の貸し借りがちょくちょくあったみたいです。確かに家で飼っていた猫もたまに鼠をくわえて持ってきてました。 しかし、今は鼠も減り猫本来の仕事が無くなり、猫はペットとして愛玩されているわけです。もし昔のプライドを持っている猫に「お手」と言ったら「何でせなあかんねん!!」と言われるでしょう。 猫も男に似ていますね。 |
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