三ヶ国の融合
2015/10/15
インドでは「輪廻転生」が信じられてきまして、死後、次の生をうけるまでに四十九日間あるとされ、この期間を「中陰」と呼び七日ごとに供養を行います。 このことから日本では、初七日から四十九日(満中陰)までがつとめられるようになったと考えられています。 四十九日が過ぎますと、次は百ヶ日、一周忌、三回忌の法要が行われますが、これは中国の習慣を取り入れたもので、それ以降の年忌法要は日本で生まれたものです。 「三回忌はなぜ二年目なの?」とお客様に質問されることがあります。亡くなった日を一回目の忌日と考えますから、丸一年目が2回目の忌日で一周忌と呼び、丸二年目が三回目の忌日になりますから三回忌といいます。 ご先祖様から「仏様、ご先祖様を大切にする」という良い習慣を引き継いできた現在、これから先もその想いを受け継いでいく事が私達世代の使命ではないかと思います。 本日の担当は、田邊でした。 |
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