
狙われた夕食
2015/3/30
皆様こんにちは。本日は私、小野におつき合い下さいませ。 私の家には妖怪が住んでいます。 夜ごはんの支度をしている時に1度現れ、テーブルにおかずを並べ終わった時か、最初のひとくちを口に入れようとしたまさにその時、居間の扉を開けて入ってきます。 『じぃじ達の夜ごはんはなに!?』 可愛い顔をした5歳の姪の妖怪は、いつもどこから見てるんだ!というタイミングで現れ、レーダーがついているかの如く父の皿と私の皿を分析し、瞬時に父だけの特別なおかずだけを狙ってきます。まったく誰に似たんだ!!私だって食べたいのに!! 困ったこまったと思いながらふと思い出しました。私も子供の頃、父が帰宅した時間を見計らって布団を抜け出し、『お父さんお帰りなさい!』と出迎えて、父の皿を狙っていたことを… いつの時代もじぃじの皿は狙われている!! 何故か同じおかずもおいしそうに見えるんですよね。そしてきっと今晩も私と姪のおかずをめぐる攻防は続くのです。 |
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