
技術革新
2014/11/28
こんにちは、林田です。 紅葉も所々見られ始め、秋の訪れを感じます。 秋の訪れといえば、もう一つ。黄葉したイチョウの季節でもあります。 皆様は、イチョウにオスとメスがあるのをご存知でしょうか? 銀杏(ぎんなん)の実をつけるのがメスで、実をつけないのがオスです。 茶碗蒸しに入っていたり、焼いたりと食べ物として利用できる銀杏の実ですが、この実が下に落ち、潰れると、たちまちあの独特な嫌な匂いをはなちます。 何かと異臭問題にもなっていますよね。 それなら、街路樹には、オスだけ植えたらどうか?と考えますよね。 でもここで実は問題があります。オスとメスの見分け方は、大きくなってみないとわからないそうなのです。困りましたね〜 そんな中、ある町にあるイチョウ並木にはオスだけの街路樹が広がっています。とても不思議ですね〜。 それは何故かといいますと、実はオスの木を挿し木や接ぎ木挿しをして、長い年月をかけてオスのクローンを作っているからなのです。 秋の訪れを感じるイチョウの木。黄葉の美しさに目を奪われますが、その裏では色々な技術革新があったのですね。 |
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