
蜘蛛の行く末
2013/8/26
8月10日、我が家の洗面台の洗面器に、一匹の蜘蛛が落ちていました。必死で上に登ろうとする蜘蛛を、苦手ながらも可哀そうに思い、蜘蛛の下に紙を敷いてみたり、紐を垂らして助けようと試みましたが、バタバタと暴れるのでつかまえる事ができずにそのまま放置しておりました。 8月18日の夜、ふと洗面器の中を見ると、蜘蛛はいなくなっておりました。ついによじ登れたのかな?と思い、洗面器の上を見ると、死んだ蜘蛛を抱えるように、生きている蜘蛛がじっとしていました。洗面器の中には、白い長いものがあり、よく見ると、それは蜘蛛の糸でした。 蜘蛛にも愛があるんだな、と妙に感動してしまいました。同時に助けてあげれなかった自分を恥じ、罪悪感でいっぱいになりました。 翌朝、洗面台の上を見ると、死んだ蜘蛛の姿だけがあり、生きている蜘蛛は、いなくなっていました。蜘蛛ってどこでも生きていけそうと思っていたのに、意外と蜘蛛も苦手な場所があるのですね。どうか、もう二度と我が家の洗面器に落ちないように、気をつけてほしいものです。 本日の更新担当は、中村でした。 |
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