
路地の先にあったのは
2013/5/12
皆様こんにちは。 本日は私小野におつき合い下さいませ。 先日、会社からの帰り道、細い路地の向こうから甘い香りが漂ってきました。辺りを見回してみましたが暗かったので花らしき物は見つかりません。 日に日に強くなっていく香りを楽しみにしながら、それでも香りの正体を突き止める事はせず、数日が経った朝、ようやく少し早目に出て普段は通る事のない道を遡ってみると、少し高目の塀の上から下までを覆うように白い小さな花が咲いていました。疎い私はそれが何という花なのか分かりませんでしたが、よくよく見てみるとそこかしこに、綺麗に手入れされた鉢植えが沢山置いてある事に気が付ました。以前は早足で通り過ぎていた通勤路を、鉢植えを目指してあちこちフラフラしてみると自然とご近所の方とお話しする機会も増え、会釈をしたりと「人」から「個人」へとお互いを認識し合った様に感じて朝の明度がぐんと上がった気がしました。路地の先にあったのは、新しい人との出会いでした。 もっと花の話が出来るように勉強しようと思います。
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