家族の絆
2013/3/24
今回は、過去帳のご紹介です。 過去帳とは、故人の戒名(法名)、俗名、没年月日、享年(行年)などを記しておく帳簿のことをいいます。続柄を記す事で家の系譜にもなり、家族の絆を感じるとても大切な存在でもあります。代々の方々に感謝する事で、ご先祖さまの永遠の平安を願い、その想いを代々受け継いでいただきたいという意味でつくられたのが「常樂過去帳」です。 お釈迦様が入滅したときに臥床にあったと伝えられている沙羅双樹、その沙羅の葉を食べる野生の蚕から作られたタッサーシルクを使い、無限に再生する生命観を表現した更紗模様。現在の紙幣にも使用され、繊細で光沢があり、非常に滑らかな三椏紙という和紙を使っております。ご家族の絆という「家宝」を、後世に伝えるために相応しい価値ある逸品です。 本日の担当は田邊でした。 |
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