
菅笠(スゲガサ)について。
2012/12/26
冬の季節、最近は本当に雨の日が多いですよね。本日は、巡拝時にかぶる菅笠についてご説明させて頂きます。笠には何やらいろいろな文字が・・・調べてみました。 「同行二人」一人でいても常に弘法大師様が側にいる事 「迷故三界城」迷いがあるから壁に囲まれる 「悟故十方空」悟りをひらけば全て十方は空だ 「何処無東南」もともと東も西もない 簡単に言うと人が悟りの境地へと向かう為の道筋を説いた仏の教えという事だそうです。難しいですね。 それから弥勒菩薩様を表す梵字も入っています。 この菅笠は日よけ雨よけにもなります。手ぬぐいなどを頭に巻いて梵字が正面にくる様にかぶるそうです。カヤツリグサ科スゲ属の大型植物のスゲで出来ているのでスゲガサと名前がついたそうです。どんな事でも意味があるので勉強するたびに感心しています。本当に奥が深いです。ちなみに本日のモデルは、佐藤さんです。 今年の私のHP担当は本日が最後になります。お世話になりありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。来年も精一杯、頑張ります。中村でした。 |
 |